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8・8・8の旅

  • 執筆者の写真: TOMO
    TOMO
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

令和8年8月8日、四国霊場第88番大窪寺に参詣した。

途中、高松空港の近く「空海房」でさぬきうどんを食べた。

当地の岩盤地下230mの〝ゼロ磁場〟から汲み上げた温泉水で仕込んでいるそうだ。おいしかった。

天然水「空海の泉(写真)」(PH7.8、硬度約153㎎/ℓ中硬水)を買った。種々あるミネラルウォーターにもそれぞれ味やコクがある。これまで飲んだことのある天然水の中では、大峰山麓の「天の川」、高野山山麓にある「神秘の水」、高知馬路・やなせ温泉の食堂で出された「水」が印象的である。

讃岐うどんは何処が一番おいしい?、やっぱり善通寺にある「香の香」の釜揚げうどんかなあ…などと話しながら、「道の駅ながお」に到着。ここに来るといつも立ち寄るのが隣接してある「へんろ資料館(おへんろ交流サロン)」-。

四国遍路に関する資料が数多く展示されてある。四国88ヶ所の大きなジオラマ、古い書籍や写真、巡礼具や曼荼羅など、遍路の歴史や文化が学べ、結願を間近にお遍路さんが休憩できるスペースもある。

遍路道の案内地図や自由に頂けるパンフレット類も沢山あるので、見ているだけでも楽しくなる。係の人に声をかけると、展示物の説明や今のお遍路の現状などを話してくれる。


その日は、「四国遍路の絵図展(2026.7/4~8/30)」が開催されていた。

遍路の起源は、空海が24歳の時に著した「三教指帰(さんごうしいき)」の中で、徳島の大瀧嶽や高知の室戸岬、愛媛の石鎚山で修行したと記していることから始まる。

 

江戸時代、真念法師が刊行した日本初の遍路ガイドブック「四国邊路道指南(1687年)」、その約80年後に刊行された細川周英の「四国徧礼(へんろ)絵図・全(1763年)」などが展示されている。

その現存する最古の絵地図(約60×95㎝)は、南(高知・太平洋)が上になっており、北(瀬戸内側)の中央には「こんぴらさん(象頭山・金毘羅大権現)」が描かれている。

地図の真中には、釈迦如来が守護する空海と四国遍路の密儀が記されてある。

遍路の旅程、山川、札所、村名など、どの方向からも眺められるような地図となっていて、足摺・金剛福寺の七不思議などの短文も記されている(参考:足摺岬・金剛福寺➡最近、動画を作成)

当地図の複製A0版を購入して自宅の仏間に飾ってあるのだけど、四国遍路の奥深い神秘性、冒険心を掻き立てる絵図である。


へんろ資料館から第88番大窪寺(標高約500m)までは車で約10㎞(15分)、歩き遍路だと、旧遍路みちを行くか、女体山(774m)ルートを登るか、いずれも3時間時間程の旅程。(資料館の地図::写真参照)

大窪寺に到着-。8・8・8という縁起の良さそうな日にちなんで、参拝客が多いのかと思っていたけど、そうでもなかった。


先ず本堂に参拝。御本尊:薬師如来は瑠璃光如来とも呼ばれ、医術の王であるが故に、如来に祈りが通ずれば、祈願者はその処方を受け、治らぬ病気はないという。

癌や不治の病、障がいに苦しむ人も、瑠璃光如来の威光を全心身に受けることが出来れば、純粋な魂が蘇りを遂げるのだとー。


般若心経を奉納後、納経所で護符をいただき、大師堂の地下にある「お砂踏み」を申し出ると、その入り口まで係の人が案内してくれた。四国遍路・結願の霊場にふさわしく大師堂の地下には、88体の御本尊が第1番から第88番まで順に祀られてあり、各本尊前の床にはその霊場の土砂がしかれてある。


ここを巡拝するだけで、四国88ヶ所霊場を巡礼したことになるともいう。

結願所にたどり着いた巡礼者は、空海大師が座す大師堂の地下で、各御本尊と直面し、本尊の真言或いは般若心経を唱ながら四国88ヶ所霊場の旅を追体験する。

1御本尊へ、般若心経を一息で奉じ真言を誦すのに1分とすれば、90分以上は要する巡礼祈願の遍路修行である。

88の師をぐるりと巡るお砂踏みの中央部には、「秘剣」を持った空海大師の座像が祀られてある。荘厳された空間の奥、何とも威厳に満ちた美しい…勇猛な御姿で、巡礼遍路に語りかけて来るようだ。

秘剣大師の御前に坐し、懴悔、般若心経を唱え光明真言を呪す。悪難・災厄を利剣で断ち切り、これから向かう旅に良きことがありますように…と祈った。

大師堂の1階中央にも大師像が祀られてあり、堂の内陣は空海の生涯を描いた絵図や曼荼羅等で荘厳されている。(時間のある方は、内陣を参拝することをお勧めします/お砂踏み料金¥500-)

参拝を終えて、門前の茶屋で休憩-。

お土産食事処、八十八庵(やそばあん)は、香川県産小麦「さぬきのゆめ」を100%使った打ち込みうどんが有名。その日は山の味がする芳ばしいおでんをいただいた。

門前にはまた、よく葛湯をお接待してくれる野田屋(近くに食事・温泉宿竹屋敷がある)、と民宿の八十窪(やそくぼ)がある。

 

八十八庵で「さぬきの夢」を買った。これでお好み焼きを作ったらおいしい!! 地元のさしみこんにゃくと打ち込みうどんセットも。

ところで、小麦については、現代病をもたらす四毒の一つという医師もいる。(四毒=①小麦/グルテン、②植物油、③乳製品、④甘いもの/砂糖)よく食べてるようなものばかり…。安い輸入小麦には残留農薬が多いとか。その点、国産小麦は少しは安心できる。

医食同源…薬や注射に頼らず、できるだけ自然のものを食べるようにしよう。体調が悪くなったと感じたら、四毒抜きや断食(ファスティング)をしてみるのがいいと思う。

最近は農産物も加工品も産地や農薬・添加物等の表示があいまいで判断に困る。まして遺伝子組み換えやゲノム編集の作物・魚・肉などもってのほかだ。

吾が農園では農薬・除草剤・化成肥料は一切使わない。自然の太陽の光、風、水、土…自然の働きに協働していく自然栽培-。しかし、今年の夏は異常、日照りが続き作物が焼けている。何か工夫しなくては…フィンドホーン農園のように自然霊と交流できればいいのだが…


そんなこんだで、帰り「道の駅みまの里」に立ち寄って物産市を楽しんだ。

かの伝説のアーク・神秘の山「剣山(1955m)」の山頂(写真)が麓から見えるのは、このつるぎ町の一画だけだ。

8・8・8の旅の終わりに遥拝----。


(へんろ資料館パンフレットより)


 
 
 

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