最後の審判の日…

バチカンのシスティーナ礼拝堂に「最後の審判」の絵が描かれている。 (ミケランジェロ作画/16世紀)。
徳島県鳴門市「大塚国際美術館」に、それを原寸大に複製した礼拝堂がある。
大塚グループが、絵を焼き付ける陶板の作製から原画の複製まで行い、西洋名画約1000点の陶板画を展示している。
大塚国際美術館は、山をくりぬいて作られたような5階建ての建物で、駐車場はいくつか少し離れてあってシャトルバスで入口に向かう。
道路沿いにある正面玄関でチケット(¥3,300)を買って、長さ41mという登りエスカレーターに乗ると、地下3階というフロアーに到着する。山の頂上あたりが地上の1階らしく、地下1~3階、つまり山の中の大きな空間が主な展示フロアとなっている。

エスカレーターで到着したすぐ前方にシスティーナ・ホールがある。入場すると、内部は壁・天井一面に鮮やかな色彩画の壮大な世界が広がっている。
見上げる正面に「最後の審判」の絵がある。手を振り上げた勇ましいイエス・キリストの姿、そばで寄り添う聖母マリア―。
キリストの右側には天国に招かれ歓喜する善人たちが描かれ、左側には地獄に落ちて壮絶な苦しみに合う悪人たちが描かれているという。
その日…、白い馬に乗った「忠実で真実なる者―神の言」と呼ばれる人が、天の軍団を従えて現れ、獣(神を汚す力と権威)や地の王たち(金融と淫婦の搾取に酔いしれる者達)を、燃え盛る火の海に投げ込む。
また、天の御使いが、人々を惑わして来た「悪魔・サタン(古龍)」を火の池に投げ込み、生者も死者も「そのおのおののしわざに応じて、さばきを受けた」(参照:聖書・ヨハネの黙示録第19~20章)

この最後の審判の後、黙示録は「新しい天と新しい地」へと続く。
聖書には、キリストが世界の終わりについて語っている箇所がいくつかある。
人心が乱れ、戦争や天変地異という大患難が起こる…、その時、大いなる力と栄光を帯びて人の子が天の雲に乗って来るのを人々は見る…(参照:マタイの福音書24章、マルコの福音書13章、ルカの福音書21章、他)
その日はいつ来るのだろうか…。
キリストは語っている。「人に惑わされないように気をつけていなさい、目を覚ましていなさい、思いもかけないときに人の子は来る…」

ホールを出てから、拝観順路に沿って、各展示室の絵画を見て回った。
地下2階には、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナリザ」、地下1階にはドラクロワの「民衆を導く自由の女神」やルノワールの「セーヌ川の舟遊び」、1階にはピカソの「ゲルニカ」など。
あまりにも多くの絵画があるので、ゆっくりと鑑賞しきれない、ただ、展示されているキリスト関係・西洋文明の絵画を見ていると、美しいというよりも、何か暗くて悲惨な感じがした。

大規模な美術館で、展示物の全てが原寸大の複製、しかも陶板に焼き付けられているという点が素晴らしい。(千年~2千年は色あせないという)
館内の喫茶店で、剣山の麓・木頭村のゆずソフトクリームを食べて休憩、再度システィーナホールを眺めてから会館を出た。
★絵画は撮影可能でした。当日の編集動画がこちらにあります
➡「最後の審判(HP期間限定解説版)」*ナレーションは聖書等の引用で、大塚国際美術館とは関係ありません

イエスは30歳からキリスト(救世主)としての活動を始められ、33歳の時に、時の権力者たちによって十字架刑に処せられた。しかし、3日後に蘇りを遂げ、親しかった人々と会った後、天に昇って行かれたと伝えられている。
それから2000年後というと、2033年がその年に当たる。信者によると「キリストの再臨」が待たれているという。キリストは宇宙の「真理」であり、「愛」そのものであり、人生を歩む「希望」である。

2000年前と現在とでは、科学技術が発達して文明化が進んで来たものの、人間の精神性は昔とほとんど変わっていないのではないだろうか…。
キリストが変えようとしたと思われる「バビロニア金融・奴隷制度」、つまり、「大多数の人々の労力を搾取して、一部の人だけが潤う」という社会システム―。これは現在社会の「貧富の格差」を見れば、いまだに続いていることは一目瞭然である。

普遍的な「愛」よりも、権威や利己主義を普及させ、戦争(奪い合い、殺し合い)をあおり、武器を作って人々を戦わせて支配する、キリストを磔にした勢力が今も存在している。
現地球文明では、軍産複合体とかディープステイト(闇の政府)とかと呼ばれている。人々をだまし暴力をふるう、悪だくみをする連中のことだ。
もうこのカラクリに多くの人が気づき始めている。

2000年以上も続くその地球文明システムが行き詰まり、神・キリストの「最後の審判」によって崩壊し、人々はその行いによってさばかれる時が来る。そして、新しい天と地が出現する―。
このことを、新しい太陽系の惑星へ善良な宇宙人たちと宇宙船で移住する、という人もいる。(空中携挙・再臨)
聖書にいうその日は近いのであろうか…。(2026.11)




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